11月20日 ヘルシィエイジング学会主催 「楽しい老後を過ごすための講演と健康相談」が杉並区で行われました。
サプリメント相談コーナーにて伺った報告をさせていただきます。
相談を聞き取れたのは30人弱で60~70代の方々です。
主な相談を以下に記します。
1.健康に気を使いたいが、どうしたらよいか解らない
病院へ行くだけでは安心できない、また、病院へ行くほどでもない場合 とりあえず健康に向かって何かをしなければならないという思いはあるが、 具体的にはどうしたら良いかが解らない。 このような方は「やっぱりサプリは摂ったほうが良いんでしょうね」となる。
2.なんとなくサプリを摂ったほうが良いと根拠もなく思い込んでいる。
周りからの情報などで、年をとるといろんな物が足りなくなるから、 食事だけでは健康になれないと思い込んでいる。3.医師には相談できない(止めるように言われるので)
たいていの医師はサプリは摂らないように指導するので、 摂りたいと思っても相談できない。 日常的に薬をとっている場合(糖尿病や高血圧などの慢性疾患で)は 確かに医師には飲み合わせの知識がないのと、 薬の効果がわからなくなるので、とりあえず止めろと言うでしょう。4.身体全体の健康より、目の前の不快感(特に痛み)に敏感である
身体全体の免疫力を高めるためにサプリを取る方は、 ガンの治療中、または以前がんを患っていた場合が多く、 そうでない方は、膝が痛い、眼が悪いなど日常生活に支障がある方が、 サプリを積極的に摂りたいと思っている。5.コマーシャルベースに乗りやすい
TV、新聞、雑誌などで頻繁に目にするものに流されやすい。 今回は、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、ルテイン、 コラーゲン、セサミンの名前が複数の方から口裏を合わせたように 出てくるので驚きました。
6.商業的な情報ばかりが氾濫しているので、明らかに戸惑っている
(ネガティブな情報が少なすぎる)
サプリは摂っているものの、信じ切れないので、不安でしょうがない。 効果の検証ができないし、誰からもアドバイスをもらえないので、 効いてないと思っていても、止めるに止められない状態で過ごしているようです。7.年齢的に高い方が多かったために、関節サプリ(グルコサミン、コンドロイチン) に関する相談も多かった方である。 8.コーナーが「骨密度測定」と並んでいたため、骨密度が低い方が相談に訪れた。 9.当協会理事長の講演が終わってからは、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントの 摂取方法に関する相談も多少増えた。 10.時々、服用している医療用医薬品とサプリメントの飲み合わせの相談もあった。今回、実際にサプリに関心がある方と話をして、 中立的な立場でアドバイスをするところがないので、 メーカーの営業に振り回されている感じが強いです。 メーカーは売ることしか考えないので、購買者の健康状態や将来のことまでは 追跡しないので、言葉は悪いですが、売り逃げの感が強いです。 購買者の自己責任と言われればそれまでですけど。 サプリのアドバイスができる機関や仕組みは早急に必要だと思いますが、 国がサプリを認めない現状では、なかなか進みません。 でも、今回の中にも、結構危険な摂り方(身体的や経済的にも)を している場合もありましたので、少しずつでも解決しなければならないとは思います。