軟骨の磨滅で起こる痛みや炎症の1つ
外傷や思い当たる病気もないのに、膝や股関節などが痛む関節症は、加齢に伴う症状の1つです。関節内で接する骨と骨の表面を覆い、クッションの役割を果たしている軟骨が使い過ぎですり減り、骨どうしがぶつかるために、痛みや炎症が起こるのです。 軟骨はコラーゲン、コンドロイチンといった弾力性や保湿性に富んだ成分でできていて、クッションの役割のほかにもカルシウムを骨に吸着させる働きもしています。これらの成分は老化とともに体内での合成能力が衰え、減少していきます。 関節症の中でも多いのが変形性関節症です。膝や腰椎、頸椎、股関節に起こりやすく、骨と骨がぶつかる摩擦によって痛みや炎症を繰り返すうちに、関節が変形してしまうのです。上半身の体重を支える股関節で症状が進むと大腿骨頭壊死などの危険もあり得ます。
予防のためのアドバイス
体重が負担となって関節症になっている場合は、肥満の改善が最優先です。体から減少したグルコサミン、コンドロイチンなどをサプリメントで直接補う方法もありますが、加重による関節痛の悪化はサプリメントでは防ぎきれません。特に膝や股関節に強い変形が見られる人は専門的な治療をすべきです。 骨自体の強化として、カルシウムとその吸収を助けるビタミンD、血行を促進して痛みをやわらげるビタミンEを一緒に摂るのもよいでしょう。炎症を伴う場合は、活性酸素を除去するビタミンA、C、Eも努めて摂るようにしたいものです。
【関連するサプリメント】
ビタミンA(β―カロテン、レチノール) ビタミンC ビタミンD ビタミンE グルコサミン コンドロイチン硫酸 カルシウム